メール不着についてお問合せをいただきましたので調べてみました。
結果、PCから送信できなくても、携帯からだとメールできると判明しましたので、同様の申込については携帯から申込受理メールを送らさせていただきました。
併せて、管理ブログの該当記事を削除しました。
現象。
PCから確認メールを送信。
↓
メールアドレスが無効となり、送信不能。
原因。
携帯メール(docomo・au)でメールアドレスに使用できる文字列と、
PCメール(含SofyBank携帯)でメールアドレスに使用できる文字列。
これらは同一ではない。
解決策。
・携帯同士でのメール送信。(docomoとauのみ。)
・PCからのメールを受け取りたい場合は、世界準拠のメールアドレスに変更する。
(PCメールを多く受け取る方は変更した方が快適です。)
・outlook2003 SP3以降使用の場合(それ以前のバージョンでは出来ません)、
アットマーク以前のメールアドレスをダブルクオーテーションで囲む。
例)"無効なメールアドレス"@docomo.ne.jp
原因詳細。
・ドットとアットマークが連続している
・ドットが連続している
・ドットとアンダーバーが連続している
これだけに限らないかもしれませんが、
これらは世界準拠のメールアドレス表記方法ではなく、
「メールアドレスではない」と見なされてしまいます。
docomoとauの携帯では使用できます。
ナンバーポータビリティー導入の際にauがdocomoに合わせ、それ以前はdocomoのみでしか使用できませんでした。
外資であり、海外利用に力を入れているSoftBankはこういうアドレスを設定できません。
auの母体KDDIは固定電話やプロバイダのサービスもしていますが、
KDDIのプロバイダ「dion」では同様に、「世界準拠ではないメールアドレス」を取得できる仕様になっています。
この場合だと「PCなのにPCメールを受け取れない」ケースが多発してしまい、メールアドレスとしてほとんど機能しなくなってしまいます。
限定された環境でしか使用できないメールアドレスですので、こういったアドレスの使用は控えてくださると事務作業の軽減になります。ご協力お願いします。
普段のメールに不便が出る事も少なくないと思います。
docomo・au限定でのメールアドレス取得は避けた方が無難です。
知らない方もいらっしゃると思うので、記事にまとめました。
私はむしろ、「..」や「.@」や「._」でメールアドレスを作れる事を知りませんでした。
ナンバーポータビリティー導入前はこういうアドレスが禁止だったので。
きっと迷惑メール対策なのでしょうね。必要なメールが届かないのも困りますけど…。
世界準拠についても少し説明。
RFC(Request for Comments)という、インターネット技術標準化委員会が提唱している規格のこと。
これに沿わない形式はローカルルールにあたり、世界的にカバーされたルールではなくなってしまいます。
余談。
RFCで定められているかどうかは調べていないので不明ですけれど、
以前からローカルルールとして有名だったのはバナーサイズでしょうか。
・日本の標準バナーサイズ 200×40ピクセル
・世界標準のバナーサイズ 88×31ピクセル
日本と近しい韓国では、日本サイズのバナーを使用しているのを多く見かけますけども。
ファンサイトに限って言えば、アメリカでも結構使われています。